9月ごろに見た夢が印象的だったので、夢日記をつけました。
起きてすぐ書いたメモを元に、文章らしくまとめましたが、脚色はせず、メモの通りにしました。
夢の中での設定は現実と異なっている部分が殆どです。そういうものだという設定だと思ってください。
夢の中では、はっきりと描かれていなくても(視覚的にはっきり見えていなくても)
概念的にそうである、という設定で済まされることが、私の夢では多いようです。
他人の夢の話は世間的にはつまらないものらしいので、つまらなくてもお許しください。
夢の中の私は、どこかのサラリーマンという設定でした。
私がマンションに帰宅すると、部屋の中が綺麗に掃除されており、男性が一人いました。
私の部屋はゴミや物が散乱している部屋でした。しかし帰宅後の部屋は物が殆ど無い状態で、
生活するための最低限の物が置いてあるだけでした。
男は言いました。「お前は以前に俺の部屋に勝手に入っただろう。これはその報復だ」
以前、私はマンションの同じ階の部屋のドアが開いているのを見かけ、誰かいるのか入って覗いて見たことがありました。
しかしその時、部屋には誰もいませんでした。
ゴミや物は全て業者に頼んで捨ててしまったと男は言いました。
しばらくすると男は去り、女がやってきて部屋を片付けたのは自分だと言いました。
落ち着いた印象の、白い肌の綺麗な女でした。
私は彼女に詰め寄り、「どうやって部屋を片付けたのか、ゴミをどこへやったのか教えろ」と言いました。
女は「さあ」と言い、答えませんでした。
女は部屋を箒で掃き、私のために晩ご飯を作り始めました。
私は部屋の内容が変わっていたためにイライラしていましたが、
実際のところ綺麗になって良かったかもしれないと思い始めました。
そこで私は、なぜ男が、私が彼の部屋に入ったことを知っているのか尋ねました。
女はまたとぼけましたが、私は彼女がつけているネックレスに、
小さいカメラのレンズのようなものがついていることに気がつきました。
女に対して少しずつ好意的な感情を抱いていた自分の姿を、男がどこかで見ているのだと悟り、
再び怒りがこみ上げてきました。
逆上した私は女に詰め寄り、白いむき出しの脚を掴んで力任せにひねり上げて言いました。
「このままいくと折れるぞ。どうしてあいつ(男)は知っていた。ゴミはどこへやった。言え」
女は涙を流しながらも、知りませんと言い続けました。私は怒りのままにひねり続けました。
そこでブザーが鳴り、何人か見知らぬ人間が入ってきました。
◆ここでシーンが変わり、テレビのスタジオに映像が移る。俯瞰的視点に変わる。
ドッキリ番組の生放送をしており、スタジオではリアルタイムドッキリが行われていた。
出演者がドッキリの進行を見て、見ていられなくなったら(見続ける我慢ができなくなったら)ボタンを押し、
ゲームオーバーになるというものでした。我慢して見続けると、賞金が得られるというものでした。
◆ここでまたシーンが変わる。
そのテレビ番組を、私(先ほどまでの私とは、意識の視点は同じですが、外側の設定は異なります)が何人かの家族と共に家で見ており、
親に「お前は一人で暮らしていてちゃんとしているのか」と尋ねられました。
私は、部屋は汚いけれど、いつも鍵とチェーンを掛けているから、大丈夫だと答え、ダシ巻きたまごを食べました。
そこで目が覚めました。
補足
現実の私は女性に対して暴力をふるうことは一切ありません。
常に紳士でいることを心掛けていると自負しております。
部屋が汚いのは事実ですが、夢ほどではありません。
部屋やマンションなどは事実と異なる構造でした。
男の顔は設定がありませんでしたが、女性は落ち着いた綺麗な人であり、
良き妻のような雰囲気がありました。
逆上している自分は我ながら怖ろしく嗜虐的で恍惚としており、
夢日記をつけるきっかけとなりました。
見知らぬ何人かの人間はドッキリスタッフという設定です。
内容はドッキリとは呼べないようなものです。ブザーを押したのは女性タレントでした。
テレビの場面は俯瞰視点であり、その後の私は別の肉体から見ているような状態でした。
一緒にいた家族は設定のみの存在であり、現実とは異なりました。
目覚めてすぐは動悸が激しく、慌ててボールペンを取り、紙にメモしました。